今日は、石垣市観光基本計画を学び、スポーツウェルカム石垣島について調査する。石垣島には、昨日到着。
台風の影響で、青い空も青い海も見ることはできなかったが、空港から市街地までは、さとうきび畑がずーっと続く、なだらかな大地と広い空を実感した。
ここに、2000年前に約85メートルの津波が押し寄せたと聞いていたので、島の人々はどう生き抜いたのだろうかと、広がるさとうきび畑を眺めながら思った。
バスの中から見えた「琉球新報」の販売所。なんだか頑張って見える。
今朝、沖縄本島を巻き込む台風が心配されたが、
本島よりも台湾に近い石垣島は台風22号の暴風圏からぎりぎり外れていたので、午前中の視察は無事に始まった。
まずは、石垣市の観光基本計画について、企画部観光文化スポーツ局観光文化課の担当の方から伺った。
1市2町、10の島からなる八重山諸島の中心拠点に位置する石垣島市。
沖縄県第三位の面積を有する石垣島と尖閣諸島で構成されている。
地図で見て、改めてなるほど「アジアゲートウェイ」に位置している石垣島。
観光基本計画の目標と方針は、
島ぬ美しゃ 心美しゃ(しまぬかいしゃ きむかいしゃ)
自然や景観の魅力 人やその暮らしと伝統文化の魅力
「見る旅」「する旅」から「来るたび発見・また来たくなる旅」の確立を目指す。
これは、それぞれの地で、自らの郷土の良さを発見し、発信し、大切にすることでこそ生まれることと思った。
新石垣空港開港によって2020年までに100万人を目標値としていたが、素手の突破したので、120万人超えとなっていることから150万人を目指す基本系買うの改訂が行われている。
ホテルの稼働率が上昇し、有効求人倍率が上昇している。
新たね目標達成については、様々な課題があることも明らかにされた。
多言語対応・観光関連人材の確保・宿泊許容量の課題など。
Wi-Fi環境の充実もかたられたが、コスト面でなかなか厳しいというお話だった。
星空をまもろうという取組について聞いた時には、空港からの道に街灯がほとんどなくて、運転手さんから「夜は真っ暗ですよ」との説明を思い出し、納得した。
高校を卒業すると、ほとんどの若者が島を離れていく実態ということから、帰ってきてくれること、地元で働くことのできる取り組みをすすめているという中で、
「地元の高校生が伝えたい“石垣島”Chura☆I」を紹介していただき、素敵な取り組みだと思った。
実際人口は2009年からの資料を見たが、ずっと増えている。
次に今年の主な年間イベントを紹介していただき、石垣市出身のアーティストの方々の熱意を感じた。無料のイベントだということ!
次に、文化スポーツ局スポーツ交流課の担当の方から、
「SPORTS!WELCOM!石垣島!-世界基準、プロ基準のおもてなし」
コンセプト
は、
・青い海、常緑の植物、一年中温暖で平均気温が24度というロケーションであること。
・様々なスポーツに対応できる充実した施設。
・行政と市民が一体となって、食事・遊び・音楽・島人体験など島ならではのおもてなし。
・世界基準、プロ基準のおもてなし
キャッチコピーは 「石垣島でスポーツしませんか」
石垣島ならではの特色を生かした、プロスポーツ誘致やマラソン大会などについて伺い、横浜ならではの魅力をさらに生かしていく事を学んだ。
また、紹介のDVDを視聴し、スポーツ愛好家にとっては本当に魅力的な島だと思った。
コンテナふ頭でもあるために、客船を受け入れられないときは離島ターミナル前浮島桟橋まで、テンダーボートで、旅客を輸送するということ。
島に上陸する観光客は、船から降りてふ頭を歩いて進み、入国検査を受ける。そのプレハブでの対応であるという実態も伺った。赤い矢印がそのプレハブ。
今後も旅客を増やしていきたいということで、そのための港湾整備計画を説明していただいた。
豊かな自然を残していく事と、島を訪れ旅する人が増えることと、バランスを取りながら、若い人が故郷を愛し、且つくらしていくことができる環境づくりとしても大事業を進めていく事になるのだろう。、