これまで、横浜市のカジノIRについては、政策局が担当してきた。
政策局には、「IR担当」などの名称は無いけれども「担当部長」とか、「担当課長」とか、「担当係長」と名乗りカジノIRを担当してきた。
これが、11月1日より、カジノIRを横浜市は推進するのだということで、都市整備局にIR推進室・IR推進課を置き、政策局から業務の全体を移管したということだ。
都市整備局となると、街づくりとして具体的に落とし込んでいく作業をすることになる。街活性化のプランづくりなんだというのだが、マイナスのリスクも明らかにしないで、カジノ事業者の言われるがままの数字をうのみにして、どんどん、じゃんじゃん推進のやり方は、乱暴で認められない。
政策局から18人、港湾局山下ふ頭担当から3人、文化観光局MICE担当から3人が、IR推進室に異動。それぞれの部局でも人が余っているわけでは無い。
少子高齢化、消費税増税、円安などでの長引く不況で中小零細業者の経営も厳しい。市として、事業所の99%を占める中小企業対策、市民の暮らしや生業に寄り添った政策の強化が求められているはずだ。カジノIRに、安倍政権言いなりで人も力も入れていく時とは到底思えない。
そうそう、市長がカジノIRについての説明を行う説明会も担当はこちらだ。
問い合わせ先はこちら。都市整備局 IR推進室 IR推進課
電話:045-671-4135 ファクス:045-664-3356
メールアドレス:tb-irsuishin@city.yokohama.jp