3月24日、日本共産党は、2020年第1回定例会の最終日に、予算組み替え動議を横浜市議会に提出し、みわ智恵美議員(港南区選出)が趣旨説明を行いました。
組み替えの趣旨は、今予算案に計上されている、市民の多数が反対するIRカジノ誘致、実現性が不透明な新劇場検討、テーマパーク進出を既成事実化した米軍上瀬谷通信施設跡地再開発開発などの不要不急の事業を中止・凍結して約60 億円を捻出し、その財源を新型コロナウイルス感染症の緊急対策をはじめ、就学援助認定数 4000 人増、国民健康保険料引き下げ、35 人学級の拡大、学校調理方式の中学校給食実施設計、市営住宅の増設に振り向けるというものです。
また、今世紀最大の生活環境破壊、自然環境破壊となると言われているリニア中央新幹線のトンネル掘削に伴う残土を受け入れる新本牧ふ頭整備の休止、民間資本の開発事業に公費を投入する、東高島駅北地区事業費、横浜駅きた西口鶴屋地区事業費を市街地開発事業費会計から削除を提案しました。
採決の結果、賛成少数で否決となりました。
◎予算組み替え動議の趣旨説明全文はこちらをご覧ください。